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La Réserve Paris Grand Prix winner of “Best hotel in Europe”

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かのピエール・カルダンの私邸だったという19世紀の館を生まれ変わらせたLa Réserve Paris(ラ・レゼルヴ・パリ)。

シャンゼリゼの公園の向かいにひっそりと佇むその隠れ家的なホテルの真紅の扉を潜り抜けると、まず迎え入れてくれるのはボルドーとゴールドで彩られたレセプション。

グラマラスな色遣いは、まさしく私の大好きなジャック・ガルシアのエスプリに包まれています。

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さらに、フローリストのJulian(ジュリアン)による壮麗なフラワーアレンジメントによって、そのムードはいっそう高まっています。

美しいブーケを愛でながら、Prix Villégiature(プリ・ヴィレジアトゥール)のマスコット犬Noa(のあ)と共にチェックイン。

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私たちが滞在したのは、Premier Suite(プレミアスイート)の302号室。

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サロンには鏡張りのバーコーナーがあり、テレビの映像はミラーガラスの中に浮かび上がるようになっています。

浴室のバスタブの脇壁に設えられた鏡も同様にミラーディスプレイになっているので、ゆったりとお風呂に浸かりながらテレビを観ることもできます。

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サロンの奥の寝室は、シックで落ち着いた雰囲気。

寝室の隣のバスルームも、ベッドルームとほぼ同じくらいの広さが確保されています。

実はこれも、このホテルのコンセプトのひとつ。

たとえサロンや寝室のスペースを多少減らしてでも、心地よく過ごすためには快適なバスルームは欠かせないという心遣いから生まれた贅沢な空間です。

だからこそ、白い大理石をあしらったエレガントなパウダールームには、長い浴槽と同じくらい広いシャワースペースが別途設えられているのです。

サロンにはウェルカムシャンパンとして、ホテルのロゴである象とRのマークをあしらったMichel Reybier (ミシェル・レィビエ)のBrut Premier Cru(ブリュット・プリュミエ・クリュ)が、カードを添えて置かれていました。

赤い封蝋を開けてカードに目を通すと、私宛だけでなくNoa(のあ)にも温かい歓迎のメッセージが記されていました。

 

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さらに感動したのは、のあのためにギャメルとエビアンのミネラルウォーター、ドッグマット、そしてキュートなぬいぐるみまで用意して下さっていたのです!

ギャメルの底にはLa Réserve Parisと刻印されていて、このホテルのオリジナルということからも、ラ・レゼルヴではペットもV.I.P.として温かく迎え入れてくれるのだと感じました。

(ちなみにLa Reserve Génève(ラ・レゼルヴ・ジュネーヴ)のギャメルには、象とRのマークが入っているそうです。)

そして、傍にはDOG MENU(ドッグメニュー)が置かれていて、Suprême de poulet、riz vapeur(鶏の胸肉 ライス添え)やViande hachée, riz, épinard(牛挽肉 ライスとほうれん草添え)、Pâtes, jambon blanc(ハムのパスタ)、Poisson du jour, caottes, épinard(本日の魚料理 キャロットとほうれん草添え)などをオーダーすることもできるのです。

(ドッグメニューは、各 €36 )

早速ぬいぐるみを渡すと、のあは大喜び!

大はしゃぎでぬいぐるみを咥え、ベッドルームからバスルーム、そしてクローゼット付きの廊下を抜けてサロンへと走っていきました。

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午後には、室内プールのあるスパでリラックス。

エステティシャンの和泉美由起さんによるマッサージは、顧客の体調や肌に合わせてオーダーメイドの施術をしてくれるので、ソワンを受けた後は疲れが取れて体が軽くなったような快適な気分に……。

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そして夜は、2つ星のRestaurant Le Gabriel(レストラン・ル・ガブリエル)へ。

シェフのJerôme Banctel(ジェローム・バンクテル)が腕を振るうLe Menu Dégustation(テイスティングメニュー)の中でも、特にCabillaud de ligne, curry et riz japonais, avocat bio は、様々なスパイスを駆使したカレーによって繊細な鱈に華やかさが添えられた素晴らしい逸品。

そしてこの一皿にはワインではなく、あえて獺祭をチョイスしたソムリエにも感銘を受けました。

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翌朝いただいた Petit déjeuner Bien-être (プティ・デジュネ・ビヤン=ネートル)は、グルテンとラクトースを一切使用していない自然派ブレックファスト。

グルテンフリーのパンとパンペルデュ、ゴジなどのドライフルーツを乗せてアーモンドミルクを掛けたそば粉のミューズリー、生野菜の春巻き、アボカドサラダ、デトックスジュースとシトロン・ジンジャーティーなどが色々揃った健康的なメニューです。

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ラ・レゼルヴ・パリはサービスもとても素晴らしく、2016年度のPrix Villégiature(プリ・ヴィレジアトゥール)では、80室以内のヨーロッパのホテルに与えられるベストサービス賞“Best service in a hotel of less than 80 rooms in Europe”を獲得!

さらに、最も素晴らしいヨーロッパのホテルに与えられるグランプリ“Grand Prix of the Best hotel in Europe ”も合わせてダブル受賞しました!!

ラ・レゼルヴ・パリで過ごした日々がとても楽しかったようで、シャンゼリゼの辺りを歩くたびに、公園を抜けてホテルへと自然に歩み寄るようになった のあ。

プリ・ヴィレジアトゥールの“わんわん審査員”の のあも、まるで我が家のようにラ・レゼルヴ・パリを愛おしんでいます。

なぜなら、ここではラグジュアリーで充実したひとときを過ごせつつ、かといって決して気取ったり肩肘を張ることなどなく、真のホスピタリティーに身も心も委ねることができるからなのです。

 

 

La Réserve Paris 
42, avenue Gabriel
75008 Paris France

Tel : + 33(0)1 58 36 60 60

http://www.lareserve-paris.com

 

General Manager : Didier Le Calvez
Interior Designer : Jacques Garcia
Chef Cuisinier : Jérôme Banctel
Chef Pâtissier : Marc Lecomte
Voituriers – Valet Parking: Grégoire, Kevin  and Nicolas

 

Masae Hara

Journalist of fashion, lifestyle, gastronomy, beauty and accessories magazines for ELLE Japon, ELLE Online, Richesse, 25 ans, Bi Premium, with a very large distribution. Masae Hara writes also for the 1st magazine about flowers in Japan « Best Flower Arrangement » extremely well known and distributed in Japan.