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LET’S GO GLAMPING ! LUXURY AND UNUSUAL ACCOMODATIONS AT BALI & VENISE.

今、自然を愛する人たちの間でひそかなブームになりつつある“グランピング”。 グランピングとは、“ラグジュアリー・キャンピング”を意味し、大自然の中での滞在を楽しむ新しいスタイルのアコモデーションです。

キャンプをしたいけれど、テントを自分で張るのは大変だし、自由にシャワーも浴びたいし……という人たちにお薦めの、テント形式のホテルがこちら!

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2015年のプリ・ヴィレジアトゥールでは、インドネシアとイタリアの2件のグランピングホテルがファイナリストとして最終選考まで勝ち進みました。

そのうちのひとつ、バリ島に位置する Sandat Glamping Tents(サンダット・グランピング・テンツ)は、ウブドののどかな田園に囲まれたテントです。

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各テントにはプライベートプールがついているので、太陽の下ではもちろん、夜空の星を眺めながらいつでも泳ぐことができて嬉しい限り。

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テントの中には四柱ベッドが置かれ、ナチュラルでとても寛いだ雰囲気。

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そして、こちらがシャワールームです。

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スタッフを呼びたい時にはこの鉄琴を鳴らすと、音色を聞きつけたスタッフがどこからともなくやって来て、まずはテントの傍の樹に付けられた鐘を鳴らして合図してくれます。

その鐘の音は「近くに参りました。お客様のテントに伺ってもよろしいでしょうか?」という問いかけなので、こちらが「どうぞ」と答えるとスタッフがテントを訪れるという、なんともユニークなシステムです。

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朝食は、レセプションに隣接したこちらのレストランでいただきます。 ホテルからウブドの街中に行きたい時には、レセプションで頼めばウブド王宮かモンキー・フォレストまで車で連れて行ってくれるので、観光も楽しめます。

ちなみにこのホテルの正式名ですが、日本の多くのホテル予約サイトでは“サンデイト”と書かれていますけれど、正しくは“サンダット”です。 サンダットとは、細長い繊細な花びらを持つ黄緑色の花の名。

バリの神々にお供えするサンダットは、このホテルの庭でしっとりとたおやかに咲いています。

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さらに、もう1件。
バリ島のサンダット・グランピング・テンツの姉妹系列にあたる Glamping Canonici di San Marco (グランピング・カノニチ・ディ・サン・マルコ)もご紹介。
ヴェネチアから少し先の Mirano(ミラーノ)という街からさらに車で麦畑を進んでいくと辿り着くグランピングホテルです。
全部で4つあるテントの中で、私が滞在した Suite Lodge Bamboo(スイート・ロッジ・バンブー)は、レセプションから竹の小道を進んだとうもろこし畑に面したテント。
一面クローバーに包まれた庭には天蓋付きのベッドが置かれ、とてものどかです。 小鳥たちのさえずりに耳を傾けつつ心地よい風に吹かれ、しばしの間シエスタを……。

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こちらはレセプションのすぐ傍のブレックファストルーム。かわいらしいバッグやアンティークミシンなどが飾られていて、ノスタルジックなニュアンスです。

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ベッドルームの窓辺に置かれた白い木箱を開けてみると、お皿やボウル、カトラリーが入ったピクニックセットが用意されていました。

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レセプションであらかじめピクニックバスケットをオーダーしておいて、ディナーには庭やテントでキャンドルナイトを楽しむも良し、あるいはカーヴのダイニングテーブルでバスケットの中身を広げて、ゆったりと楽しむも良し。

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私は、初日のディナーはダイニングルームでとることに。
バスケットの中には熱々のラザニアや、アンチョビを詰めたピキヨス、青々とした風味がフレッシュ な浅漬けのグリーンオリーブや、サラミとチーズ、サラダ、フルーツなどがワインやコーヒーと共に入っています。
最終日の夜には大雨が降り雷が鳴りましたが、それもまたグランピングの醍醐味のひとつ。
翌朝にはからりと晴れ、青々と茂った木々やとうもろこしの葉が朝日に輝いて、いっそう生き生きとして見えました。
都会の喧騒を逃れ、自然を満喫して気分転換を図りたい時には、非日常的なグランピングを体験してみるのもなかなか楽しいですよ!

Sandat Glamping Tents
Jalan Subak Sala – Banjar Sala – Pejeng Kawan Ubud – Bali 80571 Indonesia
Tel:+62 821 44081998
http://www.glampingsandat.com

Glamping Canonici di San Marco
Via Accoppè Fratte nr.14 30035 Mirano ( Venezia ) Italia
Tel : +39 041 5703531 / +39 340 7513727
http://www.glampingcanonici.com

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Masae Hara

Journalist of fashion, lifestyle, gastronomy, beauty and accessories magazines for ELLE Japon, ELLE Online, Richesse, 25 ans, Bi Premium, with a very large distribution. Masae Hara writes also for the 1st magazine about flowers in Japan « Best Flower Arrangement » extremely well known and distributed in Japan.